【佐賀】「わなの出資者をインターネットで募り、イノシシがかかったら肉を送る」 イノシシ駆除資金ネットで募る 嬉野の太田さん
「ほら、警戒してなかなか中に入らないでしょう?」。夜の森の中、箱わな内のえさにひかれながらも、奥まで進もうとしないイノシシの姿を捉えた連続写真を示した。イノシシ駆除に奮闘する太田政信さん(29)は昨年11月、嬉野市嬉野町吉田でわな作りの「太田製作所」を立ち上げた。もともと農家の長男。田んぼや茶畑を荒らし放題のイノシシに「自分で全部捕まえてやる」と6年前に狩猟免許を取り、自宅ガレージの溶接機で箱わなを作り始めたのが会社設立のきっかけだ。