【民営化】大阪メトロ、まちづくり本腰 元官舎を賃貸マンションに 脱地下鉄依存
大阪市高速電気軌道株式会社(大阪メトロ)が、大阪市交通局時代に職員の官舎だった同市港区の高層集合住宅を改修し、来春にも賃貸マンションとして活用する方針を決めた。地下鉄駅すぐそばの好物件にもかかわらず長年放置されていたが、民営化により鉄道以外の事業展開が可能となったことで一転、有効活用されることに。大阪メトロは駅近くに保有する土地や建物を生かした都市開発など“駅チカ事業”に力を入れる方針を打ち出しており、マンション計画はその「第一歩」となる。