【愛媛】南海トラフ地震に備え 「思い出の」松山東署旧庁舎で実際に壁を壊して災害救助訓練
近い将来の発生が予想される南海トラフ地震に備え、松山東警察署の旧庁舎で12日、警察と消防が救出訓練に取り組みました。この訓練は南海トラフを震源とする巨大地震が発生し、松山市内の倒壊したビルの中に人が取り残されている想定で行われました。訓練に臨んだのは警察の機動隊や消防の救助隊らの約60人。松山東警察署の旧庁舎では、機動隊員が電動ドリルで実際にコンクリートの壁に穴を開け、小型カメラを通して壁の奥の部屋に人が取り残されていないか確認しました。