【相撲】鳴戸親方が年寄「田子ノ浦」を取得し名跡変更、鳴戸部屋の名称消滅 先代鳴戸親方夫人所有の年寄株引渡し協議が不調で
大相撲の鳴戸親方(37)=元幕内隆の鶴、本名積山伸一、鹿児島県出身=が25日、年寄「田子ノ浦」を取得して名跡を変更し、日本相撲協会に名跡証書を提出した。鳴戸部屋の名称は消え、初場所(来年1月12日初日・両国国技館)で綱とりに挑む大関稀勢の里の所属は田子ノ浦部屋になる。鳴戸親方は名跡の一括管理のため相撲協会が定めた今月20日の期限までに証書を提出できず、部屋存続の危機に陥る恐れがあった。