【五輪】「敗者の弁」 負けた選手にあれこれ聞くなという意見も耳にするが、敗者の凄さが伝わってこそ勝者の偉業が輪郭を持つ(ニッカン)
(長文のため抜粋してあります。全文はこちらで)
今大会の「敗者の弁」で個人的に最も感銘を受けたのは、女子モーグルの上村愛子選手。5度目の五輪出場で、7位→6位→5位→4位ときて悲願のメダル獲得に臨んだ大会だった。誰もが「獲らせてあげたい」と見守ったが、結果は4位。腫れ物に触るようなインタビューは選手本人も見る方もつらいと案じていたら、上村選手は自分から「聞きづらいでしょうけど、まっすぐ聞いてください」ととびきりの笑顔を向けた。