【歌劇】ベスが場面ごとに熱唱する可憐さ、気高さ、真の強さ…胸を打った帝劇「レディ・ベス」平野綾の熱唱、7月から大阪公演
子役から人気声優を経て、歌手として活躍する平野綾が、帝国劇場のミュージカル「レディ・ベス」で、ヒロインを見事に演じきった。Wキャストのもうひとりは宝塚のトップ娘役出身の花總まりとあって、プレッシャーは、いかばかりかと心配したが、千秋楽近くに見た舞台は胸を打った。16世紀のイギリス黄金期を築いた女王エリザベス1世(レディ・ベス)が、実は出自に思い悩み、市井の若者との恋に身をやつした過去を持っていた…。