【リオ五輪】動物の死骸もプカプカ、グアナバラ湾でセーリング競技をやっても大丈夫?「巨大トイレ」の異名も
開催まで1年と迫ったリオデジャネイロ五輪で、セーリング会場となるグアナバラ湾の水質汚染が深刻な問題となっている。AFP通信が報じている。犬や猫、魚の死骸などのごみにあふれ、昨年12月には抗生物質が効かない超強力な細菌が発見された。今年2月には2日間で計12.3トンの魚の死骸が回収されたという。リオ五輪組織委員会は7月9日、公約としていた水質浄化が開幕まで不可能と認めたうえで、湾内のゴミを取り除く「エコポート隊」を出動させるという茶番なような対策を発表した。