【文芸】ノーベル文学賞の発表を前に村上春樹の街・千駄ヶ谷では「今年こそ」 受賞の瞬間を待ちわびる
相次ぐ日本人受賞に沸く今年のノーベル賞。日本時間の8日夜にはノーベル文学賞の発表がある。有力候補と目される村上春樹氏がデビュー作を書いた街、東京都渋谷区の千駄ケ谷地区では、商店街仲間だった書店「ゆう」の店主、斎藤祐さん(70)らがカウントダウンイベントを企画し、受賞の時を待ちわびている。【柳澤一男】◇デビュー作を書いた街…当時の仲間らがイベント村上氏は1977年、夫婦で経営していたジャズ喫茶「ピーターキャット」を東京都国分寺市からこの街に移し、4年間暮らした。