【サッカー】日本代表ボランチの系譜 柱谷哲二から遠藤保仁まで。変移する“ハンドル”の理想形は「遠藤+今野」の資質を持つ人材?
ボランチ」 の輸入以前には柱谷が守備的MFとして活躍。日本代表のなかで、いまだレギュラーが定まっていないポジションのひとつが「ボランチ」だろう。10月のシリア戦、イラン戦では山口蛍、柴崎岳のふたりが長谷部誠とともに起用されたが、両者とも絶対的な地位を確立するまでには至っていない。ボランチに求められる役割は、時代の流れとともに変わってきたが、日本代表の中盤を彩った様々なタイプを引き合いに出しながら、現代サッカーで必要とされるボランチ像についてスポーツライターの加部究氏が論じる。