【サッカー】故・松田直樹選手の姉「突然襲った弟の死、そして踏み出した1歩」
もしもあのときAEDがあったら、彼は助かったかもしれない……。多くのファン、選手に愛されたサッカー元日本代表・松田直樹の訃報が全国を駆け巡ったのは5年前の夏のこと。悲しみの中、愛する弟の最期を看取った姉は今、ひとりでも多くの命が救われることを願い、自らも新たな1歩を踏み出したーー(人間ドキュメント・松田真紀さん/第4回)◇ ◇ ◇
松田が活躍した2000年代半ば、30代中盤に差しかかった彼女自身も、医療事務から看護師へ転身を図ろうとしていた。