【競馬】ディープインパクトを超える"予感"を残した弥生賞。『幻の三冠馬』フジキセキの願い
今年も春の訪れとともに、弥生賞の季節がやってきた。ヴィクトワールピサ、ディープインパクト、アグネスタキオン、スペシャルウィーク......皐月賞へ向かう"王道トライアル"であるだけに、歴代の弥生賞馬は近年だけを見ても歴史的な名馬の名がずらずらと並ぶ。そんな中、レースのインパクト、そしてその後の"予感"で最も大きなものを残したのは、昨年の有馬記念翌日12月28日にこの世を去った、第32回弥生賞の覇者フジキセキではないだろうか。