【文芸】『指輪物語』作者のJ・R・R・トールキンが残した100点以上のスケッチが発見される
J・R・R・トールキン(1892-1973年)は、『指輪物語』(原題:The Lord of the Rings)の草稿を執筆しながら、地図やスケッチを描くことで物語に情報を加え、アイデアを試していった。トールキンにとって、“書く芸術”と“描く芸術”は密接に絡み合っていたのである。書籍『The Art of The Lord of the Rings』〈Houghton Mifflin Harcourt刊〉では、その方法だけでなく、なぜトールキンがそのような手法をとったのかが解説されている。