【野球】岩村明憲・連載21 ありがたかった多菊球団社長の気配り
【岩村明憲 ガンガンいこう!(21)】
僕のメジャー挑戦の恩人といえば、当時の球団社長、多菊さんには非常にお世話になりました。ポスティング挑戦を表明した2002年のオフには「安定した成績を3年残してから」と言われ同時に「3割、30本、30盗塁」の条件も出されました。僕としては、条件を出されて「行きたいから打つ」わけではなく、「打って結果が出たら(メジャーに)行ける」と自分の実力がついた上で、自然の流れの末にメジャーに行けたらいいと考えていました。