【バレーボール】<整った環境の功罪>試合時間、ホームアドバンテージ…それが強化の側面から見れば、どうなのだろうか?
アスリートが五輪で結果を残すため、乗り越えなければならない条件の1つが環境への対応と言われる。食事や時差などに加え、アウェー感たっぷりの会場の雰囲気。いつもと異なる条件下で、持てる力を最大限発揮することができる「図太さ」を、選手選考の段階から重要なファクターとしている競技団体もある。五輪イヤーに開催地のプレ大会に出場したり、合宿を敢行したりするのは、経験という引き出しを加える強化策の一環であることは言うまでもない。