【サッカー】川口能活がEURO2016を考察!「最も自分に似ているGK」とは。
6月某日。SC相模原の練習場でボールを追いかけている川口能活は、とても楽しそうだった。穏和でありながら熱血。鋭いというより滑らか。40歳を超えてもなお、サッカーへの愛と向上心が表情と動きに滲み出ている。ハーフコートゲームで味方がゴールを決めれば全身で喜びを表現し、失点すれば全力で悔しがる。ゲームの合間にはチームメイトを呼び止め、優しい顔と真剣な口調で、ディフェンス時のポジショニングについて細かくアドバイスを送っていた。