【テレビ】テレビ、ついに報道まで美男美女重視で教養と分析力が犠牲に…インパクト頼みだった上半期
早いもので2016年の上半期が終了。芸能人の不倫や薬物騒動で週刊誌の存在感が際立った半年間だったが、テレビ業界はどうだったのか?4月の改編で目を引いたのは、民放各局の情報番組化。フジテレビが「15時間生放送」を掲げたように、どの局も日中のほとんどを生放送の情報番組で埋め尽くした。近年、夜のゴールデンタイムにも生活系の情報番組が増えていることから、民放の地上波が“情報番組チャンネル”に向かっているのは間違いなく、かつての多様性が失われつつある。