【サッカー】<ラテンアメリカの影響>C・ロナウド、ペペ…。「ブレンド型」選手がポルトガルを強くした
ユーロ2016でポルトガルが最高のチームだったとは、誰も思っていないだろう。イタリアやドイツのほうが、おそらく強かった。1次リーグのポルトガルは、弱小国ばかりのグループで3位に終わった。出場枠がなんの分別もなく24カ国に拡大されていなければ、この時点で大会を去っていたことになる。決勝で唯一のゴールを決めたエデルは、2015~16シーズンの冬まで在籍したプレミアリーグのスウォンジーでは無得点に終わっており、フェルナンド・サントス監督の率いる代表に招集されはじめたばかりだった。