【五輪】東京五輪追加競技 巨額費用がいくらかかり、どこが負担するのか見通し立たず…
■どこまで分担 手綱さばきは
24日で開幕まで4年となった2020年東京五輪。施設整備を含む大会の総経費は当初7300億円程度とされていたが、その後どんどん膨らみ、関係者からは「2兆円」とも「3兆円」とも指摘されている。五輪競技会場のうち、都が整備費を負担する「恒久施設」。水泳などの会場「オリンピックアクアティクスセンター」が当初の321億円から683億円に、カヌーやボートの会場「海の森水上競技場」が69億円から491億円になるなど、建設費の高騰もあって出費がかさんでいる。