【サッカー】<金子達仁>覚悟はし、楽しみにもしている。今回の最終予選が、素晴らしくスリリングなものになることを
出会って間もなかったころの中田英寿さんに聞いたことがある。「自分のことを、世界で何番目の選手だと思ってる?」まだ多くの日本人にとって、W杯が目標ではなく憧れでしかなかった時代である。だから、返ってきた答えに、思わず嬉しくなってしまったことを覚えている。少し考えた末に彼が口にしたのは、まだ頂点までには距離があるものの、これからの頑張り次第では十分に手が届くのでは…と思わせる数字だったからだ。