【サッカー】<日本代表>“トップ下清武”に見えた効果と限界・・・今後見据えるべきは香川との共存だ!
◆清武のトップ下をタイプ分類するなら“黒子的トップ下”。ここ10年における日本代表のトップ下の変遷を振り返れば、その代表格に挙げられるのは中村俊輔と本田圭佑、そして香川真司の3人になるだろう。パサータイプの中村は、その卓越した技術と視野の広さを生かし、典型的な司令塔として攻撃の全権を掌握。ボールに触ってこそ生きるタイプで、前線に止まるだけではなく下がってボールを受けてはサイドに散らし、高い位置で受けた際には急所を突くスルーパスで数々の好機を演出した。