【東京五輪】<競技会場見直し>作家・神谷光男、“五輪場所”釈然としない「取り直し」 「レガシー」というのも、よくわからない
「行司・百合之助」の軍配はためらいなく、サッと「見直し山」に上がった。しかし、正面のバッハ審判長から物言いがつき、ああでもないこうでもない、と協議の結果取り直しに…。2020東京五輪・パラリンピックの競技会場見直しは、相撲に例えればこんな感じか。東京都の調査チームの提案に小池百合子知事が大いに関心を示し、一時は宮城・長沼ボート場が本命視されたボート・カヌー会場の変更も、すっかりトーンダウンした格好だ。