【サッカー】FIFA前会長ブラッター氏の訴え棄却=CAS
スポーツ仲裁裁判所(CAS)は5日、不正支出を認定されて国際サッカー連盟(FIFA)から6年間の資格停止処分を科されたブラッター前会長による処分無効の訴えを退けたと発表した。ブラッター氏は代理人を通じ、「従うのは困難だが、この決定を受け入れなければならない」との声明を出した。ブラッター氏は2011年、FIFAの資金からプラティニ副会長に顧問料として200万スイスフラン(約2億2600万円)を支払ったが、5年以上前の業務に対する報酬だったため、FIFA倫理委員会は不正と認定し、両者を処分した。