【サッカー】“集大成”の一戦で痛恨ミス、V逸…槙野智章、悔しさを胸に再起へ
時間にして2分ぐらいだっただろうか。いつもは相手の目を見てうなずきながら、時間の許す限り丁寧に取材に応じる浦和レッズDF槙野智章が、普段よりも早口で質問に答えて4回程度のやり取りを済ませると、「じゃあ」と言って足早にミックスゾーンから立ち去った。槙野がショックを隠せないのも、無理のないことだった。鹿島アントラーズとの2016明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦、年間優勝に向けて邁進してきたチームの努力を台無しにしたとも言える痛恨のミスを犯してしまったのだ。