【大学スポーツ】「日本版NCAA」構想の議論始まる、選手・指導者の意識改革も必要
今回も、前回に続いて、アスリートのキャリア・トランジッションに関する考察を続けます。前回「日本には文武両道がない!? スポーツ選手の『セカンドキャリア』について考える」の概要は…… 一流選手が、現役引退後、別の世界で一流になる例が、同じ先進国の欧米諸国に比べて、非常に少ないという現実。しかし、それは、欧米諸国の一流アスリートが、日本のアスリートよりも、文武両道の能力にとりわけ長けている、スーパーマンだから、というのは、そうではなくて、社会の仕組み、とりわけ教育制度にあること。