【ドーピング】<WADA最終報告>ロシア選手 30競技以上 1千人以上が薬物不正!
世界反ドーピング機関(WADA)の委託を受け、ロシアが国ぐるみで行っていたドーピング不正について調査してきたリチャード・マクラーレン調査官は9日、最終報告書を発表した。不正は2011~15年までの夏冬五輪、パラリンピックなどで幅広く行われ、1000人以上の選手が関与した可能性があると指摘した。今年7月に発表した、組織的ドーピングの中心人物だったモスクワ分析機関ロドチェンコフ元所長の証言などに基づく第1回報告書について、選手を特定してさらに詳細に調査を行った。