【サッカー】勝利への執着心とリアリズム 鹿島貫く強さの源
国際サッカー連盟(FIFA)クラブワールドカップで、鹿島が日本だけでなくアジアのクラブとして初めて決勝進出を果たした。1回戦でニュージーランドのオークランドに2-1で逆転勝ち、準々決勝では南アフリカのマメロディ・サンダウンズに2-0、準決勝ではコロンビアのナシオナル・メデジンを3-0で破った。1回戦以外は圧倒的な劣勢にさらされながらGK曽ケ端準の奇跡的なセーブとDF陣の粘りで失点をゼロに抑え、相手の攻撃のテンポが落ちたところに一気にたたみかけて先制し、差を広げるという勝利だった。