【野球】選手会 出番少ない選手に移籍機会を 新制度導入をNPBに要求
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が20日、東京都内で行われ、選手会が出場機会の少ない選手を対象とした移籍制度の導入を求めた。選手会は、大リーグでマイナー選手を他球団が獲得できる「ルール5ドラフト」などを参考にしながら具体案を作成して交渉に臨む方針。森忠仁事務局長は「戦力均衡と移籍の活性化を求めたい」と話し、NPB側の担当者を務める広島の鈴木清明球団本部長は「支配下選手が70人の日本ではなかなか難しいが、いい案があれば話し合う」とした。