【サッカー】<駒澤大高>268名“マンモス部活”率いる指揮官、分厚い競争力のある集団作り
駒澤大学高校のサッカー部員は268名。男子生徒の約3分の1だという“マンモス部活”である。1998年からサッカー部の指揮を執る大野祥司監督は、そんな大所帯をまとめながら毎年タフなチームを作ってきた。現役時代は“武南の和製マラドーナ”として知られたテクニシャンながら、作り上げたスタイルは質実剛健。一人ひとりの献身性を重んじ、切り替えの速さと球際の激しさを売りとし、強豪ひしめく東京で着実に地位を築いてきた。