【大河ドラマ】なぜ「真田丸」はヒットしたのか 「Yahoo!検索大賞」ドラマ部門も獲得、ネットにあふれる「真田愛」
「真田幸村という人はその生涯のうち、最後のたった8カ月で400年間、名前を残した人なんです」-。NHK大河ドラマ「真田丸」の主演・堺雅人は取材の際、このように語っていた。全50回のうち、その“最後の8カ月”である「大坂の陣」が描かれたのは終盤の約10回にすぎない。だが、最初の「上田編」、中盤の「大坂編」も含め、視聴者の予想を良い意味で裏切り、楽しませる工夫に満ちていた作品だった。