【テニス】<錦織圭が勝つためには何が足りなかったのか?>フェデラーとの間にあった“明確な差”
「チャンスはあったけど、彼は強すぎた」
ロジャー・フェデラー(スイス)との4回戦を終えたあと、錦織圭はそう言って負けを認めた。スコアは6-7、6-4、6-1、4-6、6-3で、フルセットの試合は3時間23分を要した。しかし冒頭の言葉の通り、スコア以上の差を感じたのだろう。最終セットの勝率は歴代1位、全豪にいたっては100%を誇っていた錦織だが、テニス史上最高と謳われる生けるレジェンドが相手では、それらもただの数字に成り下がってしまった。