【大相撲】長年の相撲ファン、稀勢の里に変人横綱・大乃国をダブらせる
ここ数年、白鵬、鶴竜、日馬富士のモンゴル3横綱が番付上位を独占し、大相撲の本場所13日目以降はモンゴル人勢のトーナメントのようになっていた。モンゴル勢同士だと気遣いが生まれるらしく、たとえばモンゴル人大関・照ノ富士は、昨年3回もカド番に追い込まれながら、いずれも同郷の先輩に勝ちカド番を脱出した。ところが、春場所から稀勢の里という日本人横綱が加わることで、千秋楽の結びの一番まで、本当に優勝の行方が分からない場所が増えると期待されている。