【野球】<日ハム栗山監督の「人たらし戦略」>豊臣秀吉、加藤清正に学んだ「相当な部分をコーチや選手に任せています」
コーチ経験がない栗山英樹氏が、北海道日本ハムファイターズの監督に就任すると伝えられたとき、多くの人はその采配に懐疑的な予測をしたのではないだろうか。ところが、大谷翔平を投手と打者の二刀流で起用し続け、昨シーズンは大量ゲーム差を逆転してリーグ優勝、チームを日本一へ導く名将ぶりをみせた。野球以外の歴史を作った人たちから知恵をもらっているという栗山監督と、本誌連載「逆説の日本史」著者の作家・井沢元彦氏による対談から、栗山監督が歴史から学んだ戦略について紹介する。