【サッカー】欧州で重ねた年輪と代表10番の重み。苦境の香川真司が闘い続けられる理由
日本の10番、香川真司が苦しいシーズンを送っている――。所属するドルトムントで思うように出番を得られず、不遇の時期を過ごしていると誰もが思っているだろう。確かに今季の香川の立場は、決して楽観視できるものではない。18歳のフェリックス・パスラック、19歳のウスマヌ・デンベレ、21歳のユリヤン・ヴァイグル、23歳のラファエル・ゲレイロら若手の台頭によって、香川だけでなく、マリオ・ゲッツェやアンドレ・シュールレといった各国の代表選手ですら定位置を確保できない状況だ。