【海外】グラミーは差別的で時代遅れ?最優秀アルバム賞を逃した「ビヨンセ・ショック」拡大…グラミーの白人贔屓を振り返る
■それでもグラミーは最優秀アルバムをビヨンセには獲らせない大方の予想を裏切り、ビヨンセの大名作『Lemonade』が最優秀アルバムを逃した今年のグラミー賞。受賞したアデルの機転の利いたスピーチにより感動エピソードで片付けられがちだが、それではグラミーの、もっと言えば米国の根源的な差別意識は払拭されないと思い、これを機に、グラミーがどのようにして黒人歌手と向き合ってきたか、その歴史を見ていこうと思う。