【スポーツ】<女性指導者>なぜ増えない?「男性の方が優秀だという意識が強く、監督人事も『男性ありき』に陥っていることも多い」
女性のスポーツ指導者がなかなか増えない。最近の五輪では選手数もメダル獲得数も男女はほぼ拮抗(きっこう)。だが、選手団に監督やコーチとして参加した女性の割合は2012年ロンドン大会で12%、昨年のリオデジャネイロ大会でも16%にとどまっている。日本スポーツ振興センター(JSC)によると、昨年、各競技団体に「将来的に女性コーチになり得る人材はいるか」と尋ねたところ、五輪競技では75%、パラリンピック競技も38%が「いる」と回答した。