【大相撲】<ケガで満身創痍も…>稀勢の里が休場できないもう1つの理由
横綱の相撲にしては、あまりにお粗末だった。18日は千代翔馬との初顔合わせを制し、3勝2敗とした横綱稀勢の里(30)。立ち合いから負傷を抱えている左半身を攻められ、防戦一方。右上手を取られると、外掛け、上手投げと次々に技を繰り出す千代翔馬に、土俵内を引きずり回された。何とかしのいで寄り倒しで仕留めたものの、不甲斐ない相撲を取った自身への不満だろう、支度部屋では報道陣の「(相手の攻めに)落ち着いていた?」という質問に「あー、そうっすね」と生返事をしたきり、後は何を聞かれても無言だった。