【映画】台湾移民の“おばあ”と家族の3世代にわたる歴史に迫ったドキュメンタリー『海の彼方』8月公開
台湾人監督・黄インイクによるドキュメンタリー作品「海的彼端」が、「海の彼方」の邦題で公開される。本作は、1930年代の日本統治時代に沖縄・石垣島へ移住し、パイナップル栽培と水牛耕作という技術革新を日本へもたらした台湾移民にスポットを当てた作品。日本の敗戦によりアメリカの統治下となった沖縄で、1972年の返還まで無国籍になってしまった者たちの苦難の人生が、ある台湾移民一家の3世代にわたる歴史を通じて浮かび上がっていく。