【映画】離職率16% 「介護職=4K労働で悲惨」は誤解…やり甲斐や誇り持ち働く人々を描く『ケアニン~あなたでよかった』
いま、介護業界や医療業界で大きく話題になっている映画がある。6月17日に公開された『ケアニン~あなたでよかった』(ユナイテッドエンタテインメント)だ。
同映画は、現在の介護を取り巻く問題を捉えつつ、主人公の青年が介護を通して人間的に成長する過程を描いている。安価に利用できる特別養護老人ホームは全国に約9500カ所あるが、超高齢化社会となったいま、待機者は約36万6000人にも上り入所は困難を極める。