【野球】吉岡雄二「巨人2軍の大砲から、いてまえ打線の中軸へと成り上がった男」
かつて、巨人に甲子園のヒーローたちが集結していた時代がある。江川卓、定岡正二、原辰徳、水野雄二、元木大介、松井秀喜、あの王貞治や柴田勲も甲子園の優勝投手だ。そして、今回取り上げる帝京高校出身の吉岡雄二も89年夏の甲子園優勝投手にして、高校通算51本塁打のスラッガーだった。最近の野球ファンには『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』のリアル野球BAN企画で、石橋貴明率いる帝京チームの一員として、現役選手顔負けの打球を次々とかっ飛ばす白髪の温厚そうなおじさんというイメージが強いかもしれない。