【BUNGAKU NO OWARI】セカオワSaoriが直木賞にノミネートされた裏事情
12月20日に『第158回芥川龍之介賞』と『第158回直木三十五賞』の候補作品が発表された。いずれも実力派の作家が並ぶなかで驚かされたのが音楽バンド『SEKAI NO OWARI』のメンバーとして活動するSaoriこと藤崎彩織が
直木賞候補に選出されたことだ。藤崎の初小説である『ふたご』(文藝春秋刊)は、ピアノが友達という中学生の夏子が、仲間たちとバンドを結成し、共同生活を送りながら自らの居場所を模索していくという青春小説。