【よー、そこの若いの】紅白歌合戦、 無骨と丁寧さ 侍のような物腰で元ボクサーの竹原ピストルが熱唱
紅白初出場となった竹原ピストルは「よー、そこの若いの」を熱唱した。無骨と飾らない丁寧さが同居する、侍のような物腰で、竹原はごく自然体で紅白のステージに立った。汗にまみれて歌う竹原の熱唱は、全国の視聴者の魂を刺すようだった。元ボクサーという過去がある竹原ピストルの歌唱スタイルは、正に戦っているようだ。紅白という大舞台で、自分との戦いを皆に見せつけ、聴く者の熱意を呼び起こすような、人間の生き様を燃やしているような光景だった。