【小説】赤川次郎の新シリーズ『キネマの天使』は映画業界が舞台のミステリー小説「映画を撮る人たちは、こうであってほしい」
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1976年『幽霊列車』でデビューして以来、40年以上も第一線を走り続けている人気作家・赤川次郎。70歳を目前にして、映画業界を舞台にした『キネマの天使 レンズの奥の殺人者』で新シリーズをスタートさせた。ヒロインとなるのは、映画の撮影現場でスクリプター(記録係)を務める女性・亜矢子。あれよあれよという間に殺人事件に巻き込まれながらも、目の前の出来事に立ち向かっていくハツラツとした亜矢子がなんとも魅力的。