【相撲】貴乃花親方は本当に“改革派”なのか? 保守派の面も 理事在任中の8年間、理事長の方針をひたすら黙認
春場所前の貴乃花一門の激励会が3日、大阪市内で行われる予定だったが、急きょ、貴乃花部屋のみの激励会として行われた。恒例となっている一門の連合稽古も行われず、孤立している様子がうかがえる。貴乃花親方は、このままではいけない、なんとかしなければ大相撲に将来がない、と思っていることだけは間違いない。貴乃花親方が初めて自分色を強く打ち出したのは引退して半年後の2003年6月1日、両国国技館で超満員の観客1万1000人観客を集めて行われた引退相撲だった。