【野球】<八重樫幸雄>ヤクルト一筋47年語る…「フルスイング」できない選手が増えた理由
オープンスタンスの打者と言われて、あなたは誰を思い浮かべるだろうか--30代半ばを過ぎたプロ野球ファンであれば、多くの人が「ヤクルトの八重樫幸雄」と答えるのではないだろうか。野球選手としては珍しい眼鏡をかけた風貌と、その独特なバッティングフォームで親しまれた強打の捕手である。選手として24年(最後の3年間はバッテリーコーチ兼任)、コーチおよび二軍監督として15年、スカウトとして8年、合計47年をヤクルトスワローズ一筋で過ごした、まさに叩き上げの野球人だ。