【映画】日本で“社会派“作品は受け入れられない?是枝監督のカンヌ受賞に思う
第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で、是枝裕和監督の『万引き家族』が最高賞のパルムドールを受賞した。テレビドキュメンタリーが原点の是枝監督は、家族をめぐる社会問題などを踏まえた作品作りを行う一方、映画業界やクリエイターのあり方についても率直に発信してきた。とかく娯楽作品ばかりが目立つ日本において、今後、社会派な作品は作られなくなってしまうのだろうか?NHKを退局後、フリーランスのジャーナリストとして活動してきた堀潤氏に話を聞いた。