【将棋】将棋界、異例の大乱世 8大タイトルを8人で分け合う
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将棋界は豊島将之新棋聖(28)が誕生し、8大タイトルを8人で分け合う大乱世となっている。人工知能(AI)を駆使する若手の台頭が目立つ中、誰が抜け出すか注目される。「初挑戦から8年。長かったが、諦めずにやってきて良かった」。悲願の初タイトルを手にした豊島は17日夜、対局後の記者会見で喜びをにじませた。タイトル通算100期の大記録がかかった羽生善治前棋聖(47、竜王)を破ってつかんだ栄冠で、羽生を下しての初タイトルは昨年の菅井竜也王位(26)、中村太地王座(30)に続く。