【サッカー】<J1王者・川崎フロンターレが突入した「黄金のサイクル」> 攻守の“隙のなさ”と緻密な未来への投資
札幌戦の反省を生かし、名古屋戦で見せた攻守に隙のない試合
川崎フロンターレは黄金のサイクルに入って来たのかもしれない。第26節の北海道コンサドーレ札幌戦は、結果的に7-0で大勝したものの、「何点入れられてもおかしくない立ち上がりだった」(鬼木達監督)と、反省材料も少なくなかった。だが翌第27節の名古屋グランパス戦(3-1)は、指揮官が「攻撃から守備への切り替えを強調して入った」と言うとおりに、ハイプレスで相手のビルドアップの起点を潰し、隙のない試合を貫いた。