【大相撲】崖っぷちに見える稀勢の里 1月場所全休でも引退勧告ナシの可能性
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相撲協会、引退勧告も──。そんな見出しが躍った12月20日のスポーツ各紙。度重なる暴力問題に対処すべく、日本相撲協会が厳罰化を示したという内容の記事だったが、稀勢の里のことだと誤解した読者もいらしたのではないだろうか。
その前日、冬巡業の全休が報じられた稀勢の里。調整遅れが隠せぬ状況となった時点で、スポーツ各紙は、“横審(横綱審議委員会)では初場所の出場を強く望む委員も多く、仮に初場所を全休すれば、最悪の場合、引退勧告が決議される可能性も否めない”という表現で彼のピンチを伝えていた。