【相撲】稀勢の里 引退会見で涙「土俵人生において一片の悔いもございません」 年寄・荒磯を襲名
大相撲の第72代横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)が16日、両国国技館で会見を開き、現役引退することを発表した。会見では横綱初場所となった17年春場所で負傷してからの苦難の日々を振り返り、「一生懸命やってきました」と涙を流す場面も。進退を懸けて初場所に臨んでいた稀勢の里だが、初日から3連敗。昨年秋場所千秋楽から不戦敗を除いて8連敗となり、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降の横綱では貴乃花を抜いてワースト記録を更新していた。