【映画】ハリウッドのムラ意識?ネットフリックスを巡る攻防
今年のアカデミー賞で最も注目を集めた作品は「ボヘミアン・ラプソディー」でも作品賞を受賞した「グリーンブック」でもない。最優秀監督賞、撮影賞、外国語映画賞の3部門で受賞した「ROMA/ローマ」だ。理由はこの映画が従来の映画スタジオによる作品ではなくネットフリックス製作によるものだったため。ネットフリックスを始めとする動画のストリーミングサービスは地上波のテレビ、ケーブルテレビや衛星テレビなどの配信会社、そしてハリウッドまでを斜陽産業に追いやった戦犯として扱われている。